コーデシリーズ。
真面目にお仕事。
愛の泉がある、そこは今にも歌いだしそうな披露宴に来た者達が皆、「結婚してください」と口からこぼれ落ちるような場所だ、
愛にうえた者達がいた、街中皆んなだ、人々は考えた。
「愛の泉の中に街をつくっちゃえばいいんじゃないの!」
お気楽者のミラが言った。
街はみるみるうちにできた。
皆喜んだ。
泉にひたる美しい町だ。
人々は歌った、結婚した。花が歌い家が歌い街が歌った。
愛の歌が生まれた。
愛の歌はいずれ隣街まで響いた。隣街は愛で溢れた、木々が歌い雲が歌った、その歌はまた、街から街へと響いた、
そしていつか、私はその愛の歌で目覚めるのだろう。
ゆい気ままシリーズ